2020年5月20日(水)の桐生タイムスに、弊社が制作に取り組んでいる、
銅繊維を織り込んだ銅繊維シートについて掲載されました。
SUSAIでは、以前より金属糸を使用した生地開発に取り組んでまいりましたが、
この度、群馬大学発ベンチャー企業・株式会社グッドアイと株式会社明清産業が
開発した抗菌・抗ウィルス効果を持つ銅繊維シートの製品化にも参画することになりました。
SUSAIは、これまでの服地開発の技術やノウハウを通じて銅繊維の生地制作に取り組み、貢献してまいります。
今回開発された繊維は、銅の表面に高い抗菌・抗ウィルス効果が報告されている可視光応答型の光触媒を塗布したもので、
群馬大学の実験によると銅単独の場合の1000倍の殺菌効果が確認されています。
ウィルスの体内への侵入経路として、ウィルスが付着した手でマスクや顔を触ることが指摘されていることから、
今回開発した銅繊維シートで通常のマスクの上に付けるオーバーマスクを作って装着することによって
感染リスクの大幅な低減が期待されています。
またこの他、手袋、エレベーターのボタンや電気のスイッチの上に付けるカバー、
つり革やドアノブを覆うカバーなど不特定多数の人が触れる場所への応用も検討されています。